世界に繋がる女性会連盟
LWF-WICAS(世界ルーテル連盟 – 教会と女性のデスク)
LWF-WICASとは
日本語に訳すと、「ルーテル世界連盟」となります。世界の様々な国に存在するルーテル派の教会によって組織されている団体で、本部はスイスのジュネーヴにあります。76ヶ国、136のルーテル教会がLWFのメンバーです。その全ての会員数は、何と六千万人以上。日本福音ルーテル教会に属するあなたもその一人。正に世界のルーテルファミリーの一員です。
LWFの主な働きとして、人道支援、世界宣教と教育、神学、研究、国際問題や人権問題への関与、他教派や他宗教との対話などが挙げられます。そのひとつとしてWICAS(教会と社会における女性)という部門があり、世界の女性をめぐる様々な課題と取り組んでいます。女性会連盟は、協力委員を通じこのWICASと連動しています。
また、LWFアジアデスクという部門では、アジアにおける加盟教会が協力し、相互交流や必要な支援を行えるよう計画しています。
LWF は人道支援、世界宣教と教育、神学、研究、国際問題や人権問題への関与、他教派や他宗教との対話などの課題に取り組んでいます。LWF−WICAS のネットワークは地域社会、NGO、国連、政府の公共機関と連携し地道な対話から、これら課題へ神学的ジェンダーの視点で女性に焦点を当て、誰もが排除されない教会と社会への積極的参加を目指しています。
2022 年2 月のロシア軍によるウクライナ侵攻以来、命を落とした人々を追悼するため、何千ものウクライナ国旗が独立祈念碑の前に置かれました。被災地でも喫緊の課題は住む場所の確保、食糧支援や学校の改修、精神面や社会的なリハビリテーションや保護に関する地域活動などがその状況によって異なります。
ウクライナをはじめとして、パレスチナ・ガザ地区や世界の紛争/戦争地域で被災を余技なくされた人々は、今後何年にもわたり支援を必要とするでしょう。LWF は世界99 ヵ国、7,700 万人の信徒による149 の教会組織が加盟し、世界の貧困、紛争、災害、人権向上などの解決のために協働しています。
2023 年9 月13 日〜19 日、ポーランドクラクフに於いて第13 回世界ルーテル連盟総会が開催されました。
各国から326 名の代表を含む1,000 名が参加。総会テーマ「からだは一つ、霊は一つ、望みは一つ」「教会改革」「言葉と行いによる福音の証し」の方向性を通して、2030年にアウグスブルク信仰告白500 周年を迎えることを望みつつ、団結してあらゆる差別へ「誰もが排除されない教会と社会への積極的参加」を目指しています。連盟では、全教区から同労者を求めています。